「鎮国寺」の「柴灯大護摩供」に行ってきました

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宗像大社が駐車場

「4月28日(金)」に「鎮国寺」の「柴灯大護摩供」が開催されましたので行ってきました。

「柴灯大護摩供」=「さいとうおおごまく」と読みます。

この日の天気は快晴。

鎮国寺は満車で停められませんので、宗像大社が臨時駐車場となっています。

宗像大社の駐車場のところにも看板が立っていました。

この駐車場から鎮国寺までピストン輸送で臨時バスが運行していました。

時刻表などなく、「宗像大社」と「鎮国寺」を往復しているので、30分も待つ必要はありません。

このバスに乗って、10分もせずに、鎮国寺に到着です。

鎮国寺

いつもは参拝客がまばらな「鎮国寺」ですが、この日はすごい人です。

「唐揚げ」や「たこ焼」などのテントの出店もたくさん出店されていました。

この日の護摩堂(左側)と本堂(右側)です。

護摩堂の中では、1年間のうちで、この日だけの不動明王立像の開帳が行われており、参拝をする人の行列ができていました。

護摩焚きの際の「添護摩木」の受付も行なっていました。

1本500円。木に願い事を書いて、護摩焚きの際に一緒に燃やされます。

そして、この日は「弁当接待所」も設けられていました。

参拝者に対して、無料でお弁当が配布されています。ちょっと嬉しいおもてなしです。

お弁当は、あじごはん(わかめごはん)と漬物、というシンプルな物ですが、心遣いがありがたいです。美味しくいただきました。

お弁当は十分に用意されており、参拝者のほとんどが貰っていたようです。

柴灯大護摩供

肝心の「護摩供」ですが、「洗心公園」で行われます。

13時に開始されるのですが、1時間ぐらい前から、たくさんの人が待っています。

手前に祭事席、中央に護摩壇、そして、その先に不動明王像があります。(護摩堂の不動明王立像とは違います)

祭事席のところには、参拝客が受付をし、願い事の書かれた「添護摩木」が山積みにされています。

13時になると、神事が始まりました。

火を入れる前に、斧や弓を使った奉納神事が行われます。

神事の最中は随所に「ホラ貝」が吹かれます。

一通りの儀式が終わると、護摩壇に火が入れられます。

もくもくと煙が立ち上ります。やがて、炎の勢いが強くなります。

火の勢いはかなりのものです。

ある程度、護摩壇が燃えると、「添護摩木」が投げ込まれます。

ちなみに、護摩壇に火が入れられてから消えるまで、ずっと太鼓の音に合わせて、お経が唱えられています。

「添護摩木」の奉納が終わると、希望者は、護摩壇で身につけているもの、バッグや財布、数珠などのお祓い(加持)を行なってもらうことができます。

その後に、護摩壇の跡の地ならしが行われます。

この上を火渡り(裸足であるく)して願い事をします。

この時点で、参拝客の多くが裸足になって、並んでいました。

火渡りといいますが、歩く場所の火は消えていますので、熱くはありません。

13時に始まり、火渡りが始まるのが14時頃です。火渡りをする人が多いので終了は14時半ぐらいです。

この日は天気も良く、しっかりと楽しむことができました。

1年に1回の見応えのある神事ですので、機会があれば、参加してみるのも良いと思います。

また、この時期、「鎮国寺」は参道のツツジも綺麗ですので、そちらも一緒に、、、

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