みあれ祭
年に1回、「宗像三女神」が「辺津宮」に集まる宗像大社の秋季大祭
沖ノ島の「沖津宮」、大島の「中津宮」、の2人の女神様が大漁旗をはためかせたたくさんの漁船に護られ、御神体が「辺津宮」に神幸します。
毎年「10月1日」に開催され、この日から宗像大社の秋季大祭が3日間に渡って開催されます。
ウチも、「みあれ祭」を見てきました。
神湊へ
今年のスケジュールは以下の通り
・午前9時30分 大島港出発
・午前10時30分 神湊到着
それに合わせて、船団が大島を出発する1時間前「8時30分」頃に「神湊」に到着するように予定を立てました。
「漁港の駐車場が空いてないかも、、、」と考え、「宗像大社辺津宮」まで車向かい、そこからは「折りたたみ自転車」で「神湊」を目指すことにしました。
「8時」少し前に「宗像大社」に到着。
この時間帯は駐車場も4割程度しか埋まっておらず余裕で停めることができました。
この日から開催される「秋季大祭」に向けての準備が行われています。出店のテントも既にスタンバイされていました。
「神湊」に向かう前に参拝をしました。
世界遺産に登録されてから、本殿の前に屋根が設置されました。(下の写真の赤い部分)
この屋根のせいで、「宗像宮」の扁額が確認しにくくなっています。
うーん、この屋根、、、個人的にはいらないと思うんですけど、、、
ちなみに、屋根のない頃の様子は以下の通り。(2017年5月16日に参拝した時のもの)
参拝後に「神湊」を目指します。
「神湊」までは、路線バスも走っており、バス停にはたくさんの人が待っていました。
ウチは「折りたたみ自転車」で向かいました。
歩いて向かっている人もたくさんみかけました。おおよそ、自転車で15〜20分ぐらい、歩いて30〜40分ぐらいでしょうか。
「神湊」の交差点に「8時20分」頃につきましたが、まだ、あまり混雑はしていませんでした。
このまま、先に向かい予定通り「8時30分」頃に「神湊漁港」に到着しました。
漁港には大きな駐車場がありますが、この時点で既に「満車」でした。
早く来ていた人に聞いたのですが、「7時30分」ぐらいに来ないと駐車場には停められないそうです。
たくさんの人
今年は「日曜日」、天気も悪く無い、更に「世界遺産に登録された」ということもあり、「8時30分」の段階でも沢山の人がいました。
桟橋にもたくさんの人がいます。
実は、この桟橋からおじさんが海に落ちてしまい、救急車が出動する、、という事故? も起こりました。
海に落ちた原因は判りませんが、おじさんは海から上がっても普通に歩いていましたので大丈夫だと思いますが、、、
海水浴場の砂浜のところにも人がたくさん。
こちらは大きなカメラを設置した写真愛好家の人ばかり。
バズーカのような大きな望遠レンズのカメラで船を狙っていました。
船の到着時間に合わせて、どんどん人が増えてきました。
各種旅行会社のツアーバスも10台前後見かけました。「みあれ祭」に合わせて色々とツアーも組まれていたようです。
パレード
「9時30分」に大島港を出発した船ですが、「10時」頃に遠くに確認できるようになりました。
写真の左側の島は「地島」です。
「大島」→「地島」→「鐘崎漁港」→「神湊漁港」
上記のルートでパレードは進みます。各地を通過する際には花火による祝砲があります。
「神湊」で見る場合は、「鐘崎漁港」を過ぎてからが本番。
船団がやって来ます。壮大です。
2隻のご神体を運ぶ船を確認できました。
船団は2隻の船の周りをグルッと周り、それぞれの漁港へと戻っていきます。
この後、「神湊漁港」で三女神が揃い、「辺津宮」まで車でのパレードが行われます。
既に「辺津宮」の女神様は姉の二女神を迎えるために待っています。
残念ながら、他に用事があり、ここまでしか見ることができませんでした。
来年は、この後の神事と車でのパレードも見たいと思います。
秋季大祭は10月3日まで行われ、その間に「流鏑馬神事」や「高宮神奈備祭」なども行われます。
時間が合えば行ってみたいです。
大渋滞
問題は帰りです。
「海上神幸」のあとは、一気にみんなが移動するので、大渋滞。
「神湊」→「宗像大社」へと向かう道はノロノロとしか進まない状態になっていました。
ウチは幸い自転車でしたので、混雑している車の横をスーッと走っていくことができました。
「10時50分」頃に車のある「宗像大社」に戻って来ましたが、この時点で駐車場は満車。
満車の駐車場に入る車もいるため、さらに渋滞しているというような状況でした。
日曜でしたので、参拝客が多かったのでしょう。