橋の名前
赤間駅南側から東郷橋に向かう釣川沿いの道路の途中、壁に描かれたアートが目につきます。
いつも通る度に目につくのですが、実際に近くでしっかり見たことはありません。
そこで、見に行ってみました。
よく見ると、橋の足の部分に描かれているようです。
「くりえいと南」の交差点から「鍵橋」の交差点へ繋がるカーブを描く橋ですね。
で、この橋の名前って?? よく通りますが、知らないぞ!!
実際に行ってみると、、、
「つちあなこせんきょう」と書いてありました。
漢字で表記すると「土穴跨線橋」
「跨線橋」とは、、、、
鉄道線路をまたぐ橋、道路をまたぐ橋のことです。
「鍵橋」交差点の方の足にもアートが描かれていました。
それでは、チェックしていきます。
おとぎばなし
まずは、「鍵橋」交差点のアートから。
「シンデレラ」です。
その裏側には「人魚姫」。
続いて、「くりえいと南」側、釣川沿いから見えるアートを見に行きます。
ここに、アートのタイトルがありました。
「夢・あ〜と in 宗像」
さぁ でかけよう! おとぎばなしへしゅっぽっぽ」
おとぎばなしが描かれています。
「はなさかじいさん」
「あかずきん」
「さるかにがっせん」
「うらしまたろう」
「かぐやひめ」
たくさんのアートが描かれていました。釣川沿いから見るだけでは詳しくはわかりませんからね。
「鍵橋」側の「シンデレラ」と「人形姫」は、周りのスペースもあり、ゆっくり見れますが、「くりえいと南」側は、道路の幅が狭いです。
隣は線路のため、ちょっと見づらいです。狭すぎる、、、
電車の中から見るとちょうど良さそうです。
さて、この壁画アート、いつ頃、誰が描いたんだろう?? と調べてみました。
「平成19年3月10日」、「平成23年10月29日」に宗像警察署と赤間・赤間西コミュニティ主催により、跨線橋へ壁画を制作したという記録を見つけました。
色が濃いデザインが「平成23年」のもの、薄くなってきている分が「平成19年」のものと見てよさそうです。
どちらも、福岡教育大学の美術科の生徒が協力し、地域の子供たちと一緒になって制作したようです。
ちょっと調べると、定期的に色々なところで壁画アート制作が行われているようですね。
今後、目についたら改めて話題にしてみます。
でも、今回、「土穴跨線橋」という橋の名前がわかっただけでも収穫でした。
ちなみに橋の上は、花びら模様が描かれていたりします。
きっと夜は暗くて怖いと思うので、見るなら昼間に。