中津宮 秋季大祭
年に1回、「宗像三女神」が「辺津宮」に集まる宗像大社の「秋季大祭」
毎年「10月1日〜3日」に開催されますが、大島の「中津宮」でも秋季大祭が行われます。
こちらも毎年日付が決まっています。
それが「旧暦 9月15日」
今年(2018年)は、「10月23日」です。
大島の各社で神事が行われます。
今年のスケジュールは以下の通り。
・ 8:30 厳島神社(弁財天)
・ 9:00 沖津宮遥拝所
・ 9:30 御嶽神社
・11:00 中津宮
「沖津宮遥拝所」と「中津宮」での神事では、巫女による「浦安舞」も奉奏されます。
各社の位置関係は、秋季大祭のチラシが判りやすいです。
以下のような位置にあります。
30分の間隔で「厳島神社」、「沖津宮遥拝所」、「御嶽神社」と神事が行われるのですが、位置関係を考えると、全部回るのは移動手段が無い場合は時間的に無理です。(自転車でもこの時間で回るのは難しいと思います。)
そのため、「9:00 沖津宮遥拝所」と「11:00 中津宮」の2ヶ所だけに絞って参加しました。
今回の秋季大祭のチラシは以下の画像の通り。
チラシの裏には、大島内の「お食事処」の案内が記載してありました。
朝一便の「7:40」に「神湊」を出港するフェリーで大島に向かいました。
残念ながら、この日の天気は「曇り」、小雨のパラつく天気でした。
沖津宮遥拝所
「8:05」頃に大島へ到着。
ここから歩いて「沖津宮遥拝所」に向かいました。
全然人がいません。
のんびり歩いて、「8:35」頃に到着。
30分もしないうちに神事が始まる予定ですが、人が全然いませんでした。神職の方が神事の準備をしているのみ。
さて、この秋季大祭ですが、普段は閉じている遥拝所の扉が開きます。
実は、今回、これを見にきたんです。
天気と条件がよければ、ここから「沖ノ島」が見えるのですが、あいにくの曇り。
そして、神事の始まる「9:00」頃には、ポツリポツリと雨が降り始めました。
神事の始まる時間になると、人が少し集まってきました。
それでも全部で「30〜40人」程度だったと思います。
雨も降っていたため、参拝者も「遥拝所」の中に入った状態で神事が行われました。
宮司による「祝詞奏上」、「拝礼」等が行われ、巫女による舞が奉奏されました。
20分程度で神事は終了。
ここで、ちょっとした奇跡が、、、
神事の時だけ、うっすらと「沖ノ島」が姿を見せたのです。
上の写真では確認できませんが、拡大してみると、、、、
本当にうっすらですが、島影が見えました。
神事の行われた30分程度の時間だけでした。
こういうこともあるんですね。
開扉された「遥拝所」も良かったです。
この後、「11:00」から行われる「中津宮」の神事に参加することにしました。
大島散策
「11:00」まで、ちょっと時間があったので、ちょっと大島を散策。
現総理の「安倍晋三」さんの先祖でもある「安倍宗任の墓」を見て、、、
「夢の小夜島」も見てきました。
そうそう、以前の話題で取り上げた「宗像市」のマンホールカードのデザインになっているマンホール。
大島にも設置してありました。
宗像市のマンホールカードについては、以前の話題でご確認ください。
▼ 宗像市の「マンホールカード」を入手する(2018年9月1日の話題)
中津宮
島をぶらぶらして、「10:40」頃に「中津宮」へ到着しました。
「中津宮」での神事は、時間通り「11:00」から開始されました。
雨がポツポツ降っていたので、みんな屋根のある場所にいます。
中津宮での神事の参加者は「70〜80人」程度だったと思います。
「遥拝所」と同じく、宮司による「祝詞奏上」、「拝礼」等が行われ、巫女による舞が奉奏されました。
本殿内で舞が奉奏されているのですが、その最中の周りの様子が、、、
一生懸命写真を撮る人達、、、
この秋季大祭は、特に写真撮影禁止の注意はありませんでしたが、神事中に熱心に写真を撮るのもいかがなものかと、、、
(ウチも遠くからですが、何枚か撮影したので、人のことは言えませんが、、、)
ちなみに、今回の秋季大祭は、旅行会社によるモニターツアーが行われていたようです。
この参加者が比較的熱心に写真を撮っていたような印象を受けました。
このツアーが好評だったら、次回の「春季大祭」などでは大型ツアーなどが組まれるのかもしれません。
「中津宮」での神事も30分程度で終了。
この日は、午後から境内の特設ステージで「演芸大会」が行われる予定でしたが、天気の影響で、会場が学校に変更になっていました。
ウチは、この日は、夕方から予定があったので、ここまでの参加です。
「13:00」大島発の船で戻りました。
天気は悪かったですが、奇跡的に「沖ノ島」が見れたこと、そして、開扉した「遥拝所」が見れたことで満足しました。
「中津宮」の大祭は「旧暦」で行われますので、毎年日程がバラバラになりますが、今度は晴れた日に訪れることができれば、、、と思います。