平山天満宮
先週、光岡八幡宮に「大楠」を見に行ったことを話題にしました。
→ 光岡八幡宮に「大楠」を見に行く(2016年3月8日の話題)
福岡県の天然記念物になっている「大楠」です。
その他にも、宗像市には、あと2つ、福岡県の天然記念物に指定されている「楠」があります。
・平山天満宮の大楠(昭和50年8月14日 指定)
・横山の大樟(昭和31年7月28日 指定)
今回、「平山天満宮の大楠」を見に行ってきました。
2016年3月15日に訪問しました。
道路に標識があるので、迷うことはありませんが、普通の集落の細い道の奥にあります。
集落の中に入って行きます。
途中に、さらに細い道があり、それが「平山天満宮」へ続いています。
民家の隣の細い道の先に、入り口があります。(矢印のところ)
写真を見てわかると思いますが、集落の入り口から細い道になっていますので、駐車場はありません。
特に鳥居へ続く道の細さは写真でも確認できると思います。
1枚目や2枚目の写真の付近(集落への入口付近)に、ちょっと駐車できそうなスペースがありましたが、しっかりと駐車禁止の看板がありました。防火水槽が設置してあるからみたいです。
境内
小さな神社です。駐車場もないため、参拝客もいません。
入り口の鳥居から階段を登って行きます。
最初の階段を上ったところが少し広い場所となっていて、ここに「大楠」があります。
上の写真の右に写っているのが「大楠」です。(石灯籠の右側のちょっとだけ写っている幹)
とりあえず、「大楠」は後回しにして、本殿に向かいます。
「手水舎」もちゃんとありました。水も出ており、手を拭くための手ぬぐいも用意されています。無人の神社ですが、手入れをする人はいるようです。
その横の階段を上った先に本殿があります。
本殿の手前には、狛犬もいました。
お賽銭箱もちゃんとありました。
本殿の中にはパイプイスが置かれていたり、、、
横には物置のような建物もありました。
ちゃんと参拝をして、目的の「大楠」を見ることにします。
「大楠」は参道の途中にありますので、一旦戻ります。
本殿側から「大楠」を見ると、下の写真のような感じです。
ちょっと分かりづらいですね。でも、本殿側からでも大きさは確認できます。
大楠
まずは、大きさに圧倒されます。写真に入りきれません。
幹の上の方は、、、
確かに「大楠」です。
天然記念物という碑もありました。
「大楠」の案内板によると、根回り 14.8m、樹高 33.1mとあります。
樹齢は、約400年。
かなり大きく、見応えも十分。根もしっかりしています。
神秘的なオーラも感じます。光岡八幡宮の「大楠」と同じく、一度は見ておくべき「大楠」だと思います。
駐車場もないため、普段の参拝客はほとんどいない小さな神社です。
かなりの穴場スポットではないかと思います。夏の時期は涼しそうな感じの場所です。
周囲には
この「平山天満宮」の周囲には、「平山寺寺小屋之跡」がありました。
参拝の際には、こちらも合わせてどうぞ。
ちなみに、「新立山」への登山道もあります。トレッキングを兼ねて「大楠」見物というのも良いかもしれません。